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親の離婚を経験した子どもたちの「心」に寄り添うサポーターを育てるプロジェクト

離婚の選択によりエネルギーを消費した両親が『子どもの福祉に適った離婚後の養育環境』を整えていけるように、面会交流実施におけるチーム支援を行いながら親子の自立をサポートします。

寄付募集総額:
780,000円
現在の寄付総額:
115,000円
実施団体:
NPO法人ウィーズ
実施期間:
2019年4月1日〜2020年3月31日

団体からのメッセージ

私たちは両親が離婚を選択しても子どもにとってパパとママであることは変わらないということを社会通念として普及させ、子どもが家庭環境による生きづらさを抱えることなく自立できるようにすることを目的に活動しています。その実現のために離婚後に離れて暮らす親と子どもの面会交流支援事業を行っています。私たちの事業の特徴は親の離婚を経験した当事者の声を取り入れ、どんな時も子どもの目線に立って支援するという点です。 親の離婚を経験した子どもは何かしらの喪失感を抱き、それは成長するにつれて生きづらさにもなってしまいます。両親も離婚によってエネルギーを消費しており、相談相手のいない親子は孤立してしまいがちです。孤立と生きづらさは、子どもの健全な自立を阻みます。「寄り添ってくれる人の存在」が今、必要不可欠です。ぜひ、一人でも多くの親子に寄り添う体制づくりのためのご支援をお願いします。(理事長 光本 歩)

事業の目的

離婚の選択によりエネルギーを消費した両親が『子どもの福祉に適った離婚後の養育環境』を整えていけるように、面会交流実施におけるチーム支援を行いながら親子の自立をサポートします。

事業の概要


【課題】 親の離婚を経験した子どもたちの「心」に寄り添った支援が足りていません。
①不安や戸惑いを我慢する子どもたちがいます 「平成28年度全国ひとり親世帯等調査」(厚生労働省)では全国のひとり親世帯は142万世帯で、そのうち離婚により母子世帯になった割合が79.5%、父子世帯になった割合が75.6%と全体の約8~9割を占めています。 千葉県でも同様の傾向で、児童扶養手当受給者数の約9割が離婚により母子または父子世帯となっており、自由な選択や多様な家族の在り方が認められる一方で、多くの子どもたちが親の離婚を経験しているという状況が見えてきます。 子どもたちは親も、親の離婚も、選ぶことはできません。 親の離婚を経験する子どもたちは「当たり前に感じていた家族のかたち」「離れて暮らすことになった親」などの喪失を体験することとなります。 子ども自身、親の離婚という事実と自分の感情を受け入れることで喪失体験を乗り越えようとしますが、多くの場合、不安や戸惑いを相談できる人や機会がないために自制し、喪失感を抱えたまま成長してしまうケースがみられます。
②個々のケースに寄り添う支援が足りていない
親の離婚後に離れて暮らすことになった親と子どもが交流する「面会交流」の支援は、子どもを包括的にサポートできる有効な支援の一つです。そのため自治体でも無料支援の提供を始めている地域があり、千葉県もそのうちの一つですが、所得制限や回数・期限の制限があり、希望する人すべてが支援を受けられるわけではありません。 加えて、支援団体や支援員の不足により、個別のケースに対応できないという課題があります。 また離婚の9割を占める協議離婚(裁判所を通さない)の場合、第三者が関与しにくく、見過ごされてしまう要因となっています。
【事業概要】
実際に親の離婚を経験した子どもや、離婚を選択した親たちの7割が、同じ経験をしている人が話やすいと言います。 離婚という選択によりエネルギーを消費した両親や、喪失感を抱えた子どもには個々のケースに合わせた伴走支援が必要です。当事者だからこそ気付ける気持ちの変化や葛藤に寄り添えるピアサポーターや支援員を増やし、子ども及び両親の三者に対し4~5人でのチーム支援を実施することで、親子の自立をサポートします。
〜ピアサポーター・支援員養成研修の実施〜
・候補者の新規募集 ・専門家や現支援員による座学16時間(理念や心理プログラム、ロールプレイ等) ・半年間のOJT(現場でのトレーニング) その結果、現在10名の支援員を30名に増やし、支援体制の強化を図ります。

事業の対象:
親の離婚を経験した子ども・離婚を選択した両親
実施する地域:
千葉県内で支援員養成講座を実施。 千葉から全国へチーム支援の仕組みを届けることを視野に活動
実施期間:
2019年4月1日〜2020年3月31日

これまでの活動の様子

2009年7月、静岡県熱海市にてひとり親家庭の子どもたちを支援する任意団体を設立し、ひとり親家庭の子どもたちのための学習支援事業を開始。
2010年1月親の離婚を経験した子どもが離れて暮らす親と交流する為の面会交流支援事業を開始。2012年4月「民法等の一部を改正する法律」(平成23年法律第61号)により民法第766条が改正されたことを受け、面会交流支援依頼が急増した(前年度比240%増)。
2014年4月第三次静岡県ひとり親家庭自立促進計画策定委員を受任し、2015年4月静岡県より面会交流支援事業を受託。2015年12月関東地方での支援依頼・講演依頼の増加により千葉県船橋市に拠点を移動したが、2016年4月静岡市・浜松市より面会交流支援事業を受託(2018年度も継続)
2016年3月特定非営利活動法人ウィーズを設立。
子どもからの相談対応や全国各地での講演活動やシンポジウムを実施しています。
2017年6月、離婚後の親子の面会交流に関するイベントを開催(公益財団法人ちばのWA地域づくり基金助成事業)。
電話やメールをはじめ、インタビュー取材や匿名で投稿できる掲示板を通じてこれまで相談を受けたひとり親家庭に育つ子どもの数は1042名。
また支援事業においては、これまで学習支援を行った生徒271名、面会交流支援を行った親子41組となっており、講演回数は37回(内行政講演13回、民間講演24回)、メディア掲載歴は全媒体を合わせて47回。(2017年2月6日時点)
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◆子どもたちからの相談例
「私の親は小三の時に離婚しました。気分が落ち込んだ時に必ず離婚のことを思い出しとても悲しくなって一人ですごく泣いてしまうのがとても嫌だし、寂しいのでもう一度皆で暮らしたいと言うのですがやはりだめなんです。せめて悲しさが半減するような方法はありませんか?本当に辛いです。」
「最近親が離婚しました。原因は父が頻繁に飲みに行ってあまり家に帰ってこなくなったり若い女性との関係などいろいろなことがあったからです。喧嘩もよくしていて喧嘩の夢をみてしまうぐらいです。18歳にもなったのに辛くて辛くて誰にも相談できなくて1人で隠れて毎日泣いてばかりです。」
「親の離婚、再婚、離婚、再婚で私は自分を失いかけています。話を聞いてくれるだけでもいいのでお願いします。相談する相手がいません、今までは1人で解決しようとしてきましたが、色々ありすぎて抱えきれません。お願いします。」

【代表からのメッセージ】
私の両親は中学2年生の夏に離婚をしました。その日まで父・母・妹と4人で暮らしていた日々は離婚が近づくに連れて徐々に辛い出来事ばかりになってしまいましたが、一緒にたわいもない話をしながら食べた夕食や、川の字になって寝た穏やかな光景も私の心に残っています。
親の離婚は、進路選択への制限・片親と離れて暮らす寂しさ・友だちや慣れ親しんだ土地との別れなど、さまざまなものをもたらしました。一方で、親が離婚しなければ、見えなかったもの、出逢えなかった人がいます。それに気づかせてくれたのは、親の離婚で辛い思いをしたときに、親身に寄り添ってくれた人たちでした。
「こうやって、自分のことを考えてくれる人がいるんだな」と思うことができればできるほどに、子どもは前への歩みを進めます。そのための力をどうか、多くの方に貸していただきたいと思います。(NPO法人ウィーズ理事長 光本歩)

【支援員の声】
◎自分が離婚し、児童福祉に非常に関心を持つようになりました。支援をする中では、両親や子どもたちが想定外の言動をし大変な時もあります。しかし、子どもたちの発言にはっとさせられたり、父母の言動には自分はどうかと考えさせられたり、色々気付かされる事もあります。 なにより、子ども達の笑顔はとてもエネルギーになります。(40代女性)
◎支援をするまでは、離婚を選択した自分自身の父母の身勝手な行動や言葉で傷ついた経験や辛い気持ちは、自分の人生になければ良かったこととして位置づけていましたが、支援を通じて、同じ境遇の子どもたちを理解することに役立つ等、それらを原動力にして何かができるのはとてもやりがいに感じます。あの辛さは意味のないものではなく、何かを生み出せるものとして考えられるようになれたことで、自分自身が救われたように感じます。(20代女性)

今後の活動予定:

毎月30日に事例検討会を開催します。チーム支援の案件の振り返りを行いながら親子それぞれの声を共有し、最善の対応方法をみんなで考えます。

詳しくはブログでチェックしてください。https://ameblo.jp/npo-weeds

この事業への寄付総額
115,000
寄付募集目標額
780,000円
(2019年4月1日〜2020年3月31日)
寄付する

事業概要

団体名NPO法人ウィーズ
所在地〒274-0063 船橋市習志野台4-710-14サンハイム習志野201
代表者光本 歩
電話047-404-6660
FAX047-404-6662
詳細情報さらに詳しい公開情報はこちら
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