right_image left_image

3-B江戸時代の石切り職人たちが遺した「産業遺産」鋸山の登山道整備事業

千葉県を象徴する山、鋸山の登山道を整備し産業遺産としての鋸山の素晴らしさを伝え遺し生かしていきます。

寄付募集総額:
1,800,000円
現在の寄付総額:
314,600円
実施団体:
公益財団法人金谷美術館
実施期間:
2014年10月1日〜2015年9月30日

団体からのメッセージ

房州三名山の一つ鋸山。山岳信仰の聖地、房州石の歴史、そして多くの芸術家に愛されたこの山は房総のランドマーク的存在です。 年々荒廃が進む登山道や歴史的遺構の整備を行い、魅力的な山として再生させていきます。交流人口の増加を図り過疎化の地域に光を灯し、地域の活性化のモデルケースにしていきたいと思います。(代表理事 鈴木裕士)

事業の目的

江戸時代から平成の直前まで約200年にわたる採石の歴史をもつ鋸山は、垂直に切り立った高さ数十メートルにも及ぶ岩壁や石を運んだ石畳の車力道、樋道の跡が遺り、近代産業遺産としての価値が見直されています。貴重な鋸山全体の石切り場の遺構は「ネイチャーミュージアム」と呼ばれるほど多くの人を引きつけてやまない魅力があり、地元住民の誇りとなっています。 石切り産業が盛んな時代は、山に人の手が入ることで、山の秩序は保たれていました。ところが近年イノシシの繁殖や人口流出により山道の整備が滞り、石畳や階段がはがれるなど、鋸山登山道が徐々に荒廃してきています。国定公園でありながら年間の行政からの助成はわずか。草刈や手すりの修理などの簡単な整備は地元のボランティアで行っていますが、危険となってしまった場所の整備はできません。観光が基幹産業である地域にとって、登山道の整備は観光客の安全を守るために緊急の課題となっています。

事業の概要

現在、地元観光協会や地元のボランティアが協力して行っている登山道整備ですが、年々危険な箇所が増えています。 地域の財産である鋸山登山道の保全・改修を業者によりきちんと行い、観光客が安心して訪れることができる鋸山にしていきます。 みなさまからの寄付で解決したいこと ◎日本寺北口前の入り口手前約50mから100mの区間の階段整備。 雨水によって階段が流され滑りやすくなっていて危険。 ◎途中のラピュタの壁に20mの手すりを付ける。 高さ50m以上あり、手すりが無くロープが張ってある。ロープだけでは転落の恐れがあり危険である。 ◎関東ふれあいの道の石切り場と日本寺方面分岐点より下の約400mの区間の階段整備。 所々階段が雨水で浸食されとても歩きにくい。雨の日は滑りやすく危険。

事業の対象:
実施する地域:
富津市鋸山登山道
実施期間:
2014年10月1日〜2015年9月30日

これまでの活動の様子

私たちは、金谷という自然に囲まれた土地をフィールドに、物質的な豊かさだけでなく、精神的な豊かさを得る地域活性のプログラムを開発し、人と自然、人と地域・コミュニティーのあり方を提案し、持続可能な新しい社会のあり方を具現化する活動を行っています。
具体的には「KANAYA ART PROJECT―石と芸術のまち金谷」をテーマに、芸術振興事業、国際交流事業、遊休不動産活用事業(シェアオフィス・シェアアトリエ、リノベーション、イベントスペースなど)、清掃活動、自然保護事業などを実施しています。多くは地元住民によるボランティアですが、最近では移住してくる若者、二拠点で活動する若者などが増えてきています。
3-B-6 3-B-3 3-B-2

【団体の詳細情報】http://fields.canpan.info/organization/detail/1150095816
最新情報はこちらで→【団体のブログ】http://ameblo.jp/kanayaart/

鋸山の房州石は、安政年間に伊豆の石切職人が始めたといわれています。
1895年から横浜港開発に伴い、護岸土木材料として大規模に採取され、明治期には京浜〜横浜・横須賀方面へ大量に切り出されました。当時、金谷の総人口の80%が、石材業に従事していたといわれます。現在残っている鋸山山頂付近の丁場跡は、かつての石材業の繁栄を物語っています。大正期にセメントの需要の増加と共に下火になり、1982年を最後に採石が中止されました。
【房州石が使われている場所】
・横須賀軍港
・横浜高島桟橋基礎
・港の見える丘公園石垣
・靖国神社塀下
・早稲田大学石塀
・お台場の基礎 など

◆金谷に移住した福倉さんからのメッセージ
この地はかつて石切りで栄えた町だと町の人が教えてくれた。
江戸から石切りが始まり、旧道には今でも房州石の石塀や蔵などが残る。
鋸山車力道には、女性が240㎏もある石材を台車に乗せて運搬した跡、轍が今も残り、山頂に近い石切り場跡地では、職人が手で石を切り出したノミ跡に触れ、感動した。
石の歴史と文化が今も色濃く残るまち金谷、地元の人は温かく、そんな金谷に住みたいと思い6年半前に移住した。
3-B-5

◆選考委員からのメッセージ
人口減少や高齢化、シャッター街が増えていく中、観光から地域おこし、移住につなげるという視点が良いと思います。多くのボランティアが関わり、地域の資源を保全していく取り組みで地域の魅力を存分に発揮できることを期待します。

今後の活動予定:

この事業への寄付総額
314,600
寄付募集目標額
1,800,000円
(2014年10月1日〜2015年9月30日)
寄付する

事業概要

団体名公益財団法人金谷美術館
所在地〒299-1861 富津市金谷2146-1
代表者代表理事 鈴木 裕士
電話0439-69-8111
FAX0439-69-8444
詳細情報さらに詳しい公開情報はこちら
ページトップ