想いある志金で
地域を良くする
仕組みをつくる
ちばのWA地域づくり基金は、千葉県初の市民コミュニティ財団です。
県内の地域課題とその解決に取り組む公益活動を「見える化」し、みんなで資源を持ち寄って課題を
解決する仕組みをつくることで、誰もが安心して暮らせる地域社会づくりを目指して取り組んでいます。
VISION ビジョン
だれもが安心して暮らせる
地域社会へ
あらゆる人たちが主体的に地域の未来を担い合う社会を構築し、安心して暮らせる地域社会の実現を目指します。
MISSION ミッション
多様な主体とともに
「志金と社会資源の
流れをつくる」
千葉県内の地域課題とその解決に取り組む市民公益活動を可視化し、多様な形で寄付を呼びかけることで多くの人々が地域づくりの取り組みに参加が可能となる環境をつくり出すことを目指し助成を行います。
ちばのWAの役割
ちばの課題解決と価値創造のために個人・企業と団体の架け橋になり、社会課題を広める・寄付を集める・想いを繋げるの役割を担っています。
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社会課題を広める
様々な地域の社会課題と全体で支え合う仕組みをつくることを目指した啓発活動を行っていきます。
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寄付を集める
様々な地域社会の課題を解決するため、寄付付き商品の企画やチャリティー事業企画・実施で寄付促進を行なっていきます。
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想いを繋げる
テーマ・地域型基金、冠基金、事業指定助成プログラムなどの基金により集まった皆様の想いを団体・地域へと繋げていきます。
課題を解決するための3つの事業
助成事業
意志ある寄付を受け入れ、地域社会の課題の解決に役立てるために、市民公益活動に助成を行っています。資金調達・組織基盤強化支援やプログラム開発も行っています。
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テーマ・地域型基金
応援したいテーマや地域に合わせて、寄付をすることができる基金です。それぞれの課題にフォーカスして課題解決を応援したい方におすすめです。
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事業指定助成プログラム
特定の事業に対して、寄付や助成を受けることができる基金です。応援したいプロジェクトを選び、課題解決をしたい方におすすめです。
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冠基金
寄付者の想いを名に冠して設立することができる基金です。自分の想いを託した基金をつくり、地域課題解決に取り組む団体の活動を応援したい方におすすめです。
寄付促進事業
寄付をより身近に感じる取り組みや提案を行っています。
主な寄付促進活動
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「支援ベンダー」の設置
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寄付付き商品企画
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募金箱の設置
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チャリティ事業企画・実施
上記以外にも様々な寄付活動を行っています。
情報発信・啓発事業
多様なセクターが社会を支えることができるように市民・企業等の社会参加や協働の推進でみんなが支えあい担う仕組みづくりを行っています。
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講師派遣
CSR勉強会など地域社会課題について悩んでいる方などに対して専門の講師を派遣し、基礎知識から学び今後の課題解決を促進することを目指しています。
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地域円卓会議開催
各地域で起こっている社会課題の方向性や改善策などを自治会や住宅会、NPO、市民活動団体、事業者が話し合える場を提供しています。
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セミナー開催
様々な地域の社会課題を解決し、持続可能な地域社会を創造するために、現状の課題について理解を深め、解決策をみんなで考える場としてセミナーを開催しています。
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企業のCSR促進
中小企業がCSRになぜ取り組むのか、企業の取り組み事例について共有し、持続可能な地域社会を創造するために他団体と連携・協働して促進することを目指しています。
ちばのWAサポーター制度
ちばのWAの活動を
寄付で支える
「ちばのWAサポーター制度」は、サポーターというカタチで団体運営を応援していただく制度です。
皆様からのご支援は人件費や法人運営費に充てさせていただくことで、
だれもが安心して暮らせる地域社会を目指して活動することができます。
ぜひ、当財団の事業推進にサポーターとしてご支援ください。
代表メッセージ
10年前、ちばのWA地域づくり基金は市民、NPO、事業者、生協などと共に、市民活動を資金で支え「千葉の未来をともにつくろう」と設立しました。市民立の財団―コミュニティ財団は全国でも取り組みが始まり、千葉にも必要な仕組みとして、多くの方々から賛同いただき、基本財産となる300万円は市民171名、25法人から出捐いただいたものです。
この2年半、長引くコロナ禍はすべての人に影響をもたらし、特に困難な暮らしの課題を抱える方々にとってはさらに生きづらさ、孤立を深めていることが危惧されます。そのような中、県内では子ども食堂、地域の居場所づくり、シェルターの運営、子ども・若者の孤立をなくそうと様々な市民活動が展開されています。他の地域課題についても市民の気づきやなんとかしければという思いから主体的な活動が取り組まれています。制度のはざま、グレーゾーンの分野に先進的に取り組む活動も多くあります。
私たちは、現場で当事者支援に取り組む団体を活動資金や運営ノウハウを提供し側面支援することで「安心して暮らせる地域づくり」を進めています。また、助成事業を通して見えてくる新たな課題を共有できるように、情報収集・提供を続け、寄付で支えるもうひとつの参加の受け皿となりたいと思っています。
今後も格差と貧困が拡大するばかりで不安が一層高まる中、市民による主体的な活動に期待され、そして当財団の役割も増しています。多くの方に当財団に関心を寄せていただき、地域の資源・資金循環の仕組みを共に育てていただけるように、ご協力をお願い申し上げます。