【休眠預金等活用事業】新型コロナウイルス対応緊急支援

助成プログラム GRANT

【休眠預金等活用事業】新型コロナウイルス対応緊急支援

2020.11.01

審査結果

ちばのWA地域づくり基金は、2020年より休眠預金等活用事業の資金分配団体に選定され、千葉県内の民間公益活動に支援を届けています。

休眠預金等活用事業とは

休眠預金等活用事業とは、「民間公益活動を促進するための休眠預金等に係る資金の活用に関する法律」(休眠預金等活用法)に基づき、2009年1月1日以降の取引から10年以上その後の取引のない預金等(休眠預金等)を社会課題の解決や民間公益活動の促進のために活用する制度です。
ちばのWA地域づくり基金は休眠預金等活用事業における資金分配団体として、社会課題の解決のために活動する団体の活動の公募審査や資金助成を行っています。また実行団体の持続可能性を高めるための組織基盤強化や環境整備などの伴走支援、事業の成果を可視化するための社会的インパクト評価などにも取り組んでいます。

「民間公益活動を促進するための休眠預金等に係る資金の活用に関する法律」(休眠預金等活用法)は2016年に成立した法律で、この法律に基づき、10年以上取引のない預金等(休眠預金等)を社会課題の解決や民間公益活動の促進のために活用する制度が2019年度より始まりました。JANPIA(一般社団法人日本民間公益活動連携機構)は休眠預金等活用法に基づく指定活用団体として、休眠預金を活用した民間公益活動の促進を目的として設立された団体です。金融機関に預けられた休眠預金は、預金保険機構から指定活用団体へ交付され、そこから資金分配団体へ、更に資金分配団体から実行団体へと助成されます。
詳細はJANPIAのHPをご覧ください。https://www.janpia.or.jp/kyumin/

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新型コロナウイルス対応緊急支援助成

地域連携型アフターコロナ事業構築

本事業では、新型コロナウイルス感染症の蔓延防止対策や経済活動の停滞により経済的、精神的、身体的影響を受けたひとり親家庭、子ども、高齢者、生活困窮者など社会的孤立リスクの高い層のニーズに対応する支援活動に対し、家族環境、生活環境や経済状況、地理的環境によって格差が拡大しないよう、また当事者を支える支援事業が消滅または後退することによって二次的被害が生じることのないよう、アフターコロナを見据えた当事者への新しいアプローチと、よりインパクトの高い支援事業構築のための事業開発・実施と事業推進のための環境整備、人材育成等の基盤づくりへ公募助成を実施します。

事業期間:2020年8月~2021年9月
助成総額:50,000,000円
<課題>
・社会的孤立リスクの高いひとり親家庭、生活困窮者、高齢者等はコロナ禍において公的支援や地域資源にアクセスできない場合さらに孤立や虐待、うつ、自殺など負の方向に進むことが考えられる。
・当事者を支えてきた民間公益活動団体の活動自粛、停止は当事者にさらなる深刻な影響を与える。
<解決策>
①食支援を入り口にしたアウトリーチ活動、相談、学習支援等つながる場づくり×地域福祉資源との接続
②アウトリーチ活動×住居支援・シェルター含む居場所×公的支援・民間サービスとの接続
③対象者別セルフケアプログラム開発・実施によるセーフティネットの拡充
④これらの支援活動を含む地域内の連携を促進する事業
<事業を通じた目標>
①ひとり親家庭へのアウトリーチ活動により、相談、学習支援等のつながる場づくりが提供できている。
②ひとり親家庭への支援活動により、地域福祉資源との接続が図られている。
③生活困窮者へのアウトリーチ活動により、シェルター等の居場所を確保している。
④生活困窮者への支援活動により、公的支援・民間サービスとの接続が図られている。
⑤子ども・高齢者・介護者等への体力回復、メンタルケアのプログラムが実施され、地域福祉資源との接続が図られている。

実行団体<6団体>

団体名:特定非営利活動法人ダイバーシティ工房
所在地:千葉県市川市
事業名:「居場所がない子ども・若者の居場所事業〜リスクの高い若年女性向けシェルター運営〜」
ホームページ  休眠預金活用事業サイト

団体名:特定非営利活動法人子どもの環境を守る会Jワールド
所在地:千葉県松戸市
事業名:「地域と連携した貧困脱却のための自立支援〜見えない壁を打ち壊すために〜」
ホームページ  休眠預金活用事業サイト

団体名:特定非営利活動法人ワーカーズコレクティブういず
所在地:千葉県柏市
事業名:「キッチンカーでGO!〜どこでもこども食堂&暮らしのサポート〜」
ホームページ  休眠預金活用事業サイト

団体名:特定非営利活動法人生活困窮・ホームレス自立支援ガンバの会
所在地:千葉県市川市
事業名:「仕事や住まいを無くした人の地域定着支援〜ひとりにさせない伴走支援〜」
ホームページ  休眠預金活用事業サイト

団体名:企業組合労協船橋事業団(2022年10月より労働者協同組合ワーカーズコープちば)
所在地:千葉県船橋市
事業名:「新型コロナにより住居を失った人の支援事業〜シェルターの運営と地域への定着〜」
ホームページ  休眠預金活用事業サイト

団体名:特定非営利活動法人ケアラーネットみちくさ
所在地:千葉県柏市
事業名:「コロナ禍を乗り越え、共生社会を目指して〜住民と専門職がつくる互助センター〜」
ホームページ  休眠預金活用事業サイト

公募選定経過について

公募要項
8月31日に公募を締め切り、採択予定件数8件、助成総額5,000万円に対し、13件の申請がありました。
申請団体の情報を公募要領p7「9.(2)情報公開の徹底【公募に関する情報公開】」に基づき、公開いたします。
申請団体一覧
公募の経過及び選考会報告

「キッチンカーでGO!〜どこでもこども食堂&暮らしのサポート〜」(特定非営利活動法人ワーカーズコレクティブういず)がJANPIA広報部の取材を受け、休眠預金活用事業サイトで紹介されました。(2021.4.16)
https://kyuminyokin.info/articles/9

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