《遺贈寄付ウィーク2024》意志ある寄付を未来につなぐ、「遺贈寄付」の可能性
2024.08.16
イベント情報
《遺贈寄付ウィーク2024》意志ある寄付を未来につなぐ、「遺贈寄付」の可能性 を開催します
9月13日は「国際遺贈寄付の日」です。「国際遺贈寄付の日」は2009年に英国ではじまり、現在、世界20ヵ国以上に広がっています。日本では2020年から啓発キャンペーン「遺贈寄付ウィーク」を開始、今年で5年目となります。
ちばのWA地域づくり基金では、この遺贈寄付ウィーク期間中(9/13~19)にあわせ、今年も「遺贈寄付セミナー」を開催します。
単身世帯・夫婦のみ世帯の増加に伴い、相続人のいない「遺産」は年々増加し、2022年度には約768億円が国庫に帰属されています。そのような中、個人の遺贈寄付への関心も高まりつつあります。
このセミナーでは、遺贈寄付のつなぎ手となる士業、終活関連事業者、地域金融機関担当者を対象に、昨今増加傾向にあるおひとりさまの相続や遺贈寄付の事例について学びます。(遺贈寄付に関心のある個人の方、メディアの方もご参加いただけます)
日 時:2024年9月13日(金)15:00~17:00(開場 14:40)
会 場:千葉市生涯学習センター研修室1(千葉市中央区弁天3丁目3丁目7-7)
対 象:士業の方、地域金融機関の方、メディアの方、内容に関心のある方
参加費:2,000円
定 員:30名(申し込み先着順)
プログラム
第1部 15:00~15:35
<基調講演>
「意志ある寄付を未来につなぐ、遺贈寄付の可能性」
講師:新田信行氏(一般社団法人ちいきん会 代表理事/公益財団法人ちばのWA地域づくり基金 顧問)
金融機関、士業の方は遺産・相続相談等を通じてお客様の想いに最初に触れる方々です。お客様の生きた証を未来に遺す、その想いを未来につなぐ「遺贈寄付」の可能性についてお話しします。
<新田信行氏プロフィール>
1956年生まれ。千葉県出身。1981年第一勧業銀行(現 みずほ銀行)入行。みずほフィナンシャルグループ与信企画部長、みずほ銀行銀座通支店長、みずほ銀行コンプライアンス統括部長を経て、2011年みずほ銀行常務執行役員。
2013年第一動業信用組合理事長。同会長を経て、2021年退任。2016年黄綬褒章受章。
著書に『よみがえる金融』(ダイヤモンド社)、『誇りある金融』(共著、近代セールス社)、『リレーションシップバンキングの未来』(共著、金融財政事情研究会)。
開智国際大学客員教授・一般社団法人ちいきん会代表理事・株eumo最幸顧問
第2部 15:40~17:00
<専門家向けセミナー>
「おひとりさまの相続と遺贈寄付の事例」
講師:齋藤弘道氏(一般社団法人全国レガシーギフト協会 理事)
<齋藤弘道氏プロフィール>
信託銀行にて1500件以上の相続トラブルと1万件以上の遺言の受託審査に対応。
遺贈寄付の希望者の意思が実現されない課題を解決するため、2014年に弁護士・税理士らとともに勉強会を立ち上げた(後の「全国レガシーギフト協会」)
2018年に遺贈寄附推進機構株式会社を設立。
日本初の「遺言代用信託による寄付」を金融機関と共同開発。
遺贈寄附推進機構株式会社代表取締役
<ちばのWA地域づくり基金の取り組み・事例紹介>
遺産・相続財産寄付についての取組みや事例から、具体的に遺贈寄付がどのように活かされるのかご紹介します。
お申込み
- 下記のお申込みフォームにてお申込みください。
お申込みフォーム https://forms.gle/HRiPxvpAA5Bfn4JW8 - メールでお申込みの場合は下記①~⑤を記載のうえ、ちばのWA地域づくり基金までお申込みください。
①お名前②ご所属③電話番号④事前質問(あれば)
メール送信先:info@chibnowafund.org
遺贈寄付とは
一般には、お亡くなりになる方が、遺言によって、財産の全部または一部を法定相続人または法定相続人以外の人(自然人または法人)に無償で譲渡(贈与)することを「遺贈」といいます。全国レガシーギフト協会では、遺言による寄付(遺贈)に加えて、相続財産の寄付、信託による寄付、の3つを総称して「遺贈寄付」と呼んでいます。
遺贈寄付ウィークとは
9月13日は「国際遺贈寄付の日(International Legacy Giving Day)」です。英国を始め海外では、10年ほど前から、「国際遺贈寄付の日」の周辺で、遺贈寄付をより知ってもらい、理解を深めてもらい、そして遺贈寄付の準備を推奨するキャンペーンを実施しています。日本では、「国際遺贈寄付の日」に合わせ、遺贈寄付の日本国内での認知・理解の向上を目指すことを目的として2020年から全国レガシーギフト協会が主催で「遺贈寄付ウィーク」として始まりました。遺贈寄付として自分の思いを託す人、現金や不動産、その他いろいろな形に乗った思いを受け取り、社会課題解決のため活用をさせていただく非営利組織の受遺団体、そしてその間に立ち、思いを橋渡しする役の士業の方や専門企業。それぞれのお立場で、今まで気が付かなった社会貢献の形である遺贈寄付について考えてみる1週間、それが「遺贈寄付ウィーク」です。