助成プログラム GRANT

本事業の完了にともない、成果報告書〈Topos とぽす〉を作成いたしました。
以下リンクよりPDFでご覧いただけます。

ちばのＷＡ地域づくり基金は、2020年より休眠預金等活用事業の資金分配団体に選定され、千葉県内の民間公益活動に支援を届けています。

休眠預金等活用事業とは、「民間公益活動を促進するための休眠預金等に係る資金の活用に関する法律」（休眠預金等活用法）に基づき、2009年1月1日以降の取引から10年以上その後の取引のない預金等（休眠預金等）を社会課題の解決や民間公益活動の促進のために活用する制度です。
ちばのＷＡ地域づくり基金は休眠預金等活用事業における資金分配団体として、社会課題の解決のために活動する団体の活動の公募審査や資金助成を行っています。また実行団体の持続可能性を高めるための組織基盤強化や環境整備などの伴走支援、事業の成果を可視化するための社会的インパクト評価などにも取り組んでいます。

「民間公益活動を促進するための休眠預金等に係る資金の活用に関する法律」（休眠預金等活用法）は2016年に成立した法律で、この法律に基づき、10年以上取引のない預金等（休眠預金等）を社会課題の解決や民間公益活動の促進のために活用する制度が2019年度より始まりました。JANPIA（一般社団法人日本民間公益活動連携機構）は休眠預金等活用法に基づく指定活用団体として、休眠預金を活用した民間公益活動の促進を目的として設立された団体です。金融機関に預けられた休眠預金は、預金保険機構から指定活用団体へ交付され、そこから資金分配団体へ、更に資金分配団体から実行団体へと助成されます。
詳細はJANPIAのHPをご覧ください。https://www.janpia.or.jp/kyumin/

本事業では、児童養護施設入所者、退所者等、適切な保護者の関与がなく強制的に自立を迫られる15歳〜30歳未満の基盤の弱い若者に対する、退所前の支援（キャリア教育、生活支援等）の質的・量的拡充と、退所後の支援（就労支援、住居支援、人材育成等）の質的・量的拡充を図り、多様な主体（施設、事業者、NPO、学校等）の連携により地域資源（第一次産業、地域産業、空き家、都市と農村等）を活用した安心して居ることのできる居場所の創出、地域とつながる仕事の創出をすることで、地域において退所した後も中長期につながることができる社会包摂システムを構築していきます。

事業期間：2020年12月～2024年3月
助成総額：90,000,000円
＜課題＞
20歳前後において適切な保護者の関与がない若者を取り巻く課題
・本人の最善の利益に即したキャリア形成や職業選択がされない
・制度の枠組みから離れるとつながりが途絶えてしまう
・民間支援団体による支援活動の資金不足や人材不足による継続性や質量の拡充が課題
＜解決策＞
適切な保護者の関与がなく強制的に自立を迫られる15歳〜30歳未満の基盤の弱い若者の孤立を防ぐための、地域が連携したシステムの構築
①退所前の支援（キャリア教育、生活支援等）
②退所後の支援（就労支援、住居支援、人材育成等）
③地域資源（第一次産業、地域産業、空き家、都市と農村等）を活用した居場所/仕事の創出
④多様な主体（施設、事業者、NPO、学校等）の連携促進
＜事業を通じた目標＞
【資金的支援】
・地域連携モデル＜社会的養護下にある若者の社会的孤立を防ぐための地域連携モデル（受益者の変化(1)スキル(2)人間関係の質(3)人間関係の量（広がり）(4)ベーシック・ニーズの保証、を実現するための多機関連携＞が創出されている。
【非資金的支援】
・実行団体が、地域連携包括支援事業を推進できる体制ができている。
・実行団体がハブとなり、地域連携包括支援事業に参画するステークホルダーが拡大するモデルができている。

団体名：一般社団法人はこぶね
所在地：千葉県船橋市
事業名：こころをつなぐアフターケア事業（～「あなたととも（友）にいる」オトモダチ作戦～）
ホームページ　　休眠預金活用事業サイト

団体名：ちば子ども若者アフターケアコンソーシアム（幹事団体：ちば子ども若者ネットワーク）
所在地：千葉県千葉市
事業名：ちば子ども若者アフターケアネットワーク
ホームページ　　休眠預金活用事業サイト

団体名：株式会社ベストサポート
所在地：千葉県千葉市
事業名：大人のTERAKOYA（まなぶ！つどう！つなぐ！ぼくらはアシタに歩いていく）
ホームページ　　休眠預金活用事業サイト

団体名：一般社団法人いっぽの会
所在地：千葉県松戸市
事業名：社会へ「いっぽ」を踏み出す基盤づく（セルフマネジメント（正しくSOSを出せる力をつける）
ホームページ　　休眠預金活用事業サイト

公募要項
申請団体一覧
公募の経過及び選考会報告

ちばのＷＡ地域づくり基金では、様々な理由で家庭で暮らすことができない子ども・若者が不安を抱えることなく、社会に巣立つことができるように、NPO等民間公益活動を支援する寄付を募集しています。